アフターコロナにも活かせ! -数年で実現したいスマートでクリーンな街づくり-
こんにちは!
今回はアフターコロナにも活かせそうな,スマートでクリーンな街づくりについて提案したいと思います!
・透明なマスクで表情豊かに! -見えないマスク-
これは直近で必要なアイテムです.テレビを観ていますと,フェイスシールドやマウスシールドを用いてタレントたちの表情が見えるようにしています.しかし,マスクと比較すると自身の唾などが飛散する可能性が高そうです...
そこで提案したいのが透明なマスクです!ガラス,プラスチック,シリコンなどを用いて透明なマスクを作ることができれば,その人の表情を今まで通りに読み取ることが可能です.また唾などが飛沫しないため,新型コロナ以外の感染症が広がることも少なくなるでしょう.
・モバイルオーダーとドライブスルーを最大限活用! -モバイルスルー-
現在マクドナルドでは,モバイルオーダーを用いて事前に商品を予約しておき,店頭でお金を払うだけで商品を素早く受け取ることができます.
個人的には,様々なお店でドライブスルーを導入することができれば,このモバイルオーダーを活用することができそうです.
シチュエーションを考えてみましょう.顧客が予めモバイルオーダーで商品の注文・会計,いつ受け取るかの入力を済ませます.店側は注文を受け取り顧客がいつ商品を受け取りに来るかを確認します.長期保存が可能な商品であれば事前にパッキングしておくことでスムーズに注文から箱詰めまでを行うことができます.
この方法であれば生物(なまもの)を扱う店であっても受け取りの直前に作ることができます.
・VRで観光! -自宅で観光地巡りと旅館の気分を-
個人的に力を入れたいのが観光業です.現在,新型コロナの影響で観光産業やホテル産業は致命的なダメージを負っています.すでに閉館してしまった老舗旅館などもあり,今後ますます影響が広がってしまう恐れがあります.かといってこ今の状況では大々的にお客さんを呼び込むことができません....
ここで逆転の発想を用いたアプローチを考えてみます.観光地や旅館というのはお客さんが現地に来てくれることで成立します.それも当然で,観光地やホテルはその場所から動くことができないからです.
では逆に,観光地側,ホテル側からお客さんの方に歩み寄るという発想はどうでしょうか?
具体的にはVRなどを用いた観光地やホテルの再現です.
まず,VRのアプリケーション上で観光地や旅館を再現します.お客さんはVR上で人力車に乗りながらゆっくりと高画質で再現された観光地を巡っていきます.夜になると予約していたホテルや旅館にチェックインし,まるで旅館の中で過ごしているような体験ができます.
しかし映像だけでは再現にも限界があります.そこで予め土産物や料理などをお客さんに配達しておきます.お客さんはガイドの指示に合わせて土産物を楽しんだりお食事を堪能したりします.場合によっては湯の花もつけて,温泉に使っているような気分にするのもありかもしれません.音声をつけて温泉が流れる音を再現するのもありでしょう.
まさにテクノロジーを用いた観光です.気に入ってもらえれば,現地に赴いて実際の雰囲気を味わうこともまた一興.新しい風を観光に吹かせてみるのはいかがでしょうか?
・まるで会って話しているみたい! -AR会話-
近未来映画のワンシーンなどでよく使われていますね.腕時計型のマシンのスイッチを押すと,相手の顔が浮かび上がります.等身大の相手を表示させたいときは,専用のマシンを起動することで浮かび上がらせることもできます.
巣篭もりの状態になり深刻化している問題が,コミュニケーションの機会が失われていることです.電話で話すと言っても会ったような気がしないし,オンライン飲み会をしてもどこか相手が遠くにいるように感じる....
そこでAR(拡張現実)をフル活用する機会です.まるでそこに相手がいるようなレベルにまで再現することができれば,自然な会話も可能であり,遠隔であっても彼氏彼女.おじいちゃんやおばあちゃんに会うこともできます.
・商談にも会議にもリアリティを!-VR会議-
注目されつつある技術がVR会議です.リモートワークではなかなか連絡が取りづらい,また窓口業務や商談ではどうしても接客しなければならない....緊急で会議もしたい.
そんな時に活躍してくれるのがVR会議です.VRであればどんな豪華な部屋だって再現することができます.リッチな部屋で会議することもできるでしょう.また遠隔地でお客さんとの商談を進めることもできます.急な会議を開かなければならない時も,時間を決めておけば自宅から会議をすることができます.キャラクターを用いれば一々スーツに着替えるという手間も省けます.
・ショッピングで待ち時間をなくす! -スマートショッピング-
すでにTRIALというスーパーで導入されている技術もあるのですが,カートにレジを搭載するといったものです.お客さんは入店すると専用のカートを押して店内を歩きます.これが買いたいと思った商品は,カートに搭載されているバーコード読み取り機でピッと商品をスキャンします.カートにはいくら買ったのか,何を買ったのかという情報を確認できます.また買った商品や購入金額に合わせておすすめのレシピや割引クーポンが発効されます.また会員になればどの商品をいつ買ったのかを購入履歴で確認でき,今週は何を買うべきなのかを教えてくれます.
レジではすでにカートで購入済みなため,ゲートで会員カードをかざすだけでお買い物完了です.ゲートでは万引きや購入忘れ防止用のバーコード読み取り機が瞬時に未購入の商品がないかをスキャンします.お客さんは数秒でレジを通り抜けます.
・日用品を買いに行くことはもう不要! -ドローン配達-
日用品などを買いに行くのは面倒くさい,年配で買い物に行くのが結構大変...でも地元のスーパーが遠い....
そんなお悩みはドローン配達が解決です!オンラインストアで購入しておけば,街の至る所に設けられたドローンステーションに荷物が届けられ,ドローンがステーションから自宅まで空を飛び配達します.自宅では予め設定しておいたドローン着陸ポイントに荷物が置かれ,安全に荷物を受け取ることができます.
また,オンラインストアで定期購入をしておけば,決まった曜日の決まった時間に商品を届けてくれます.定期的に購入する日用品などはわざわざ買い物に行かなくてもドローンが配達してくれます.
さていかがだったでしょうか?今回はアフターコロナにも活かせて数年で実現できそうな技術を提案してみました.
2021年も新型コロナウイルスの影響は続くと思われます.様々な業界で悲鳴が上がっており,限界に達してしまいそうなところもあるでしょう.
今まさにアフターコロナで私たちの住み方が変わろうとしています.そんな中であったらいいなと思う技術について今回まとめてみました.私一人ではとても実現は不可能ですが,あらゆる業界が笑顔になるような社会が実現できそうな気がします.みんなでこんな技術を創り上げていきませんか?
アフターコロナ スマイルアゲイン
私たちは皆さんが笑顔にワクワクしながら生活できることを願っています.互いに手を取り合いながらこの状況を乗り越え,次のイノベーションにつなぐための起爆剤としていきましょう!
ではでは.今回はここらへんでお暇いたします.