とある合気道の修行者ブログ

ようこそ!合気道のあれこれについて気ままにつぶやくブログになっています.ゆっくり見ていってください

白帯もらってスタート!練習を徹底的にやれ!

こんにちは!

 

今回はとりあえず合気道始めてみたけどどう練習したらいいの...?という方のための記事にいたしましょう!

もちろん,今合気道に興味があってこのブログにたどり着いた方は,イメージを持ってもらえるといいかと思います!ただし,あくまでこれは合気漢の思うことであり,全ての道場がそうではないということに注意してくださいね!笑

 

結論から言ってしまうと,「技が身体に染みつくまで徹底的に稽古をやれ」となります!

もうこれしかありません.とにかく技が身につくまで身体にしっかり叩き込むことが大事です.これはスポーツでも武道でも同じことでしょう.

 

でも最初はやる気があってバリバリ稽古をしていても,誰しもが通るこんな気持ち「何回も同じ技を練習することになんの意味があるの?他の技もしたいんだけど...」.かつて私もこんな気持ちを持ったことがありました笑.でも何回も練習することには意味がちゃんとあるんです.

 

いきなりですが,天ぷら職人や寿司職人を例にしてみましょう.彼らは気温や湿度によって天ぷらの揚げる時間やシャリの握り方を変えるらしいです.また,その日によって届く素材が違うかもしれません.それによっても含ませる水分も変わります.まさに神業の領域です.

でも彼らのその技術は最初からしていたのかというと違いますよね.少なくとも湿度を肌で感じるくらいになるためには,相当な日数をかけて修行したに違いありません.何回も油で揚げる,シャリを握る.あるいは師匠の技を傍で掃除しながら目で盗む.そうやって少しずつ自分の手に感覚が馴染んでくる訳ですね.

 

合気道も同じです.技が身体に染み付くまでには相当数の稽古を積まなければなりません.「〜の技をしよう」というのをいちいち考えなくても自然に出るようになるまでには,少なくとも初段審査を受けるまでにそれなりの日数が必要でしょう.実践で使わなければならない場面が出てきた時に,相手が悠長にこちらの技を待ってくれるはずもありません.「えっとこんな時の技はなんだっけ...?」と考えている間に顔面に一発喰らっていることでしょう.

 

先輩の技を見ていると,自分ではたどり着くのだろうか...という感覚になることがあります.しかし,その先輩だってかつて努力をした訳ですね!何もしないで技が身につくなんてことはないでしょう.

 

そうして技をしっかり叩き込んだ上で,いよいよ合気道がスタートする訳です!各道場の奥義を学び,あるいは哲学を勉強していく訳ですね!

かつて開祖(合気道創始者植芝盛平先生)は合気道の技に名前をあえて付けなかったと言われています.私個人の解釈であると言うことを先に申し上げておきますが,これは「合気道をする上で技の型というものに特に意味はない」からではないのかと私は考えています.技を意識していると,どうしても動きがロボットのようになってしまいます.自然に技をするためには「技を意識しないレベル」での技でなければならないのだと.

そう考えるとまだまだ自分も若造でしかないのを実感します.これからもしっかり修行していこうと考えています.

 

さていかがだったでしょうか?日々の稽古の重要性について少しでも伝わったのであれば幸いです!

コメントができるようにしてありますので,もし何かお聞きしたいことがあればいつでも記入してください!

 

ではでは.今回はここらへんでお暇いたします.