合気道ってどうして袴を履くの?
こんにちは!
今回は合気道はどうして袴(はかま)を履くの?ということについて説明したいと思います!!
合気道といえば袴というイメージの方もいるかと思いますが,どうして履くのでしょうか??
合気道や他の武道では足の動きというのはとても重要です.しかしパッと見では手の動きなどに目がいってしまいますよね!しかし重要なのは足の動きです.ここに各武道の奥義が詰まっているといっても過言ではありません!
つまり専門家は足元を見ると相手の動きを察知してしまうのです.合気道では足の動きが多用されるので察知されてしまうと困ります.
ということで,合気道では足の動きを悟られないようにするために袴を履いているという訳ですね!
さらに,合気道では裾(すそ)が分かれているタイプの袴を使用します.これは合気道では円の動きをよく使うためです!
合気道では「展開」という回転運動をします.これは片方の足を軸に身体の動きを反転されることです.スポーツでもこの動きが使われていますね.例えばバスケットボールだと「ピボット」という動作にあたります.
この動きをする時に裾が分かれていないと足がもつれてしまいます笑.しっかりと考えられてあのような袴になっているということですね!
袴を履いた方は感じられたかも知れませんが,何か特別な気がしませんか?そうです.合気道では初段から袴を履きます.
これは階級の象徴であることも意味しています.解釈は様々だと思いますが,初心者の方はまだ足の動かし方(合気道では足捌き(あしさばき)と言います)がうまくできません.なのでいきなり袴を履いて稽古しては先輩方が動きをチェックできないのです.そういう意味もあって多くの道場では初段から袴を履くようにしているのではないかと思います.
ということで!今日は少し短めですがここまでにしておきましょう!袴というのは重要で,神聖なものです.稽古をする上で道着や袴は正しく身につけ,正しく管理しなければなりません.これは武道精神を心得るものとして当然の考えになります.
ではでは.今回はここらへんでお暇いたします.