とある合気道の修行者ブログ

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合気道で主導権を握れ!!【導入】 -文字で見る合気道-

こんにちは!

 

今回は合気道で主導権を握る方法について説明いたします!

 

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今回は主導権を握るための方法として導入の説明だけ簡単にしておこうと思います.

 

武道では3種類の主導権の握り方があります.

 

・先の先(せんのせん)

相手が打ち込んでくるというのを見越して,相手が仕掛けてくる前にこちらから動作を仕掛けていきます.

 

 

・対の先(ついのせん)

相手が打ち込んでくるというのを見越して,相手が仕掛けてくるのと同時にこちらも動作を仕掛けますが相手よりも一瞬早く打ち込みます.

 

 

・後の先(ごのせん)

相手が打ち込んでくるというのを見越して,相手が仕掛けるのを許して受け,それに応じる技を仕掛けます.

 

 

今回は特に『先の先』についてご説明いたしましょう!

先の先は剣道や空手でも使われています.「先」の先ですので,自分から仕掛けていきます.少しでも相手が隙を見せたらすかさず攻撃を仕掛けていく訳です.

また,先の先でもう1つ重要なのは相手に静かな圧力をかけることです.

 

相手に静かな圧力をかける.そして相手に攻撃ができないようにしてこちらから仕掛ける,いわば先制攻撃です.

 

 

では合気道において先の先を取るとはいったいどういう事なのでしょうか?

合気道は護身術の側面を持っていますので,先制攻撃,例えば顔面パンチとか蹴りを入れることはできません.

 

私としての考察では,相手に静かな圧力をかけることが合気道の先の先ではないかと思っています.

つまり「攻撃の誘導」です.自分が狙って欲しいところに攻撃を仕掛ける,これが合気道における『先の先』だと考えています.

 

さて今回は簡単ではありますが主導権の握り方について説明いたしました.

次回は「先の先」を取るためにはどうすればよいか,その方法について考えていきたいと思います 

 

ではでは.今回はここらへんでお暇いたします.